ディヴィヤ・チョードリーとリサ・ポーリン・マタカル著
[ダボス(スイス) 20日 ロイター] – ヘッジファンド、スカイブリッジのアンソニー・スカラムッチ氏は月曜日のインタビューで、新規上場上場投資信託(ETF)への需要と4月の半減期イベントにより、ビットコインの価格は来年17万ドルを突破する可能性があると述べました。
スカイブリッジの創設者兼マネージングパートナーは、スイスのスキーリゾート、ダボスで行われたロイター・グローバル・マーケット・フォーラムで、「ビットコインが半減期のおよそ今の水準で4万5000ドルにあるとすれば、2025年半ばから後半までには17万ドルになるだろう」と語りました。
半減期は、新しいビットコインが流通する速度を低下させる技術的なイベントです。
スカラムッチ氏は世界経済フォーラムの年次総会に先立ち、「4月の半減期の日の価格がどこであっても、4倍すれば、今後18カ月以内にその価格に達するだろう」と述べました。
ビットコインの価格は先週、スポットビットコインETFが米国取引所での取引の承認を得たことで4万9000ドルを超えたが、その後は4万2000ドル付近まで下落しました。
スカラムッチ氏は、この下落は投資家がグレースケール・ビットコイン・トラストから新しいファンドに移ったためだとし、新規上場ファンドの価格への影響を確認するにはさらに8~10営業日かかるだろうと付け加えました。
スポットビットコインETFに対する画期的な米国規制当局の承認は、長年にわたるキャンペーンと、2022年に申請が却下されたスカイブリッジを含む多くの企業からの申請を経て実現しました。
スカラムッチ氏は、スカイブリッジは暗号トークンへの投資とデジタル資産に焦点を当てたベンチャーキャピタルを組み合わせた新しいファンドの立ち上げも計画していると述べ、ストラクチャード・クレジットの好調な業績も期待していると付け加えました。
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(ダボスではディヴィヤ・チョードリー、ベンガルールではリサ・ポーリン・マタッカルが報告;マーク・ポーターが編集)